新学期をむかえ
2021年4月17日公開
新学期をむかえて
既に4月も中旬を過ぎ、新学年がスタートして1週間が過ぎようとしています。新たに入学された新1年生の皆さんは、まだ始まったばかりですが、新しい高校生活に少しは慣れましたか？ 何か心配事事はありませんか？ 高校1年生になって、中学の時と比較して、授業の早さや勉強量の多さに驚くのは、ほぼ高校生全員に共通のことですから、そう思って乗り切って下さい。
また、2年生や3年生に進級した皆さんは、これからが高校生活で最も重要な時期となります。大学や専門学校など上級学校への進学に向けて準備を開始しなければならないからです。そのためにしなければならないことが実にたくさんあります。今から少しは覚悟をしていて下さい。
一方、高校卒業後すぐに就職して実社会に入ろうと考えている人は、実はもっと大変なのです。就職して社会人となるためには、責任ある社会人としてちゃんと認められる必要があります。しかし、そのために残された時間が極めて短いのです。「そんな自信ないよ」という人は、進路として進学を選択して下さい。特に4年制大学へ行けば、その後さらに4年間も社会人になるための準備期間を持つことができます。
新学期の始めに「メンタルが強いとか弱いってどういうこと」ついて考えてみよう
メンタルが強いとか弱いとか話題になることがありますが、皆さんはそんなことを聞いたことがありませんか。「メンタルが強い」とはどういう意味なのでしょうか。
メンタルとは心の持ちようを意味する言葉ですが、メンタルが強い人とは、たとえ落ち込んだりショックを受けたりしても、そのショックからたち直るのが早い人のことをいうのです。ありがたいことに、メンタルを強くすることは、いつでもできることです。メンタルもトレーニングすれば鍛えることができます。毎日の生活の中で何か落ち込みそうな事件やショッキングな出来事があったら、これが自主トレだと思って、自分で鍛えて下さい。
では、メンタルが弱いと具体的にどんな不利益があるのでしょうか。メンタルが弱い人は、とくに、プレシャーやリスクを避けたがる特徴があり、決断力も強くないとされています。小さいリスクでさえ過大に思ってしまい避けるのです。それでは、せっかくチャンスが訪れても全く生かせません。これが不利益なのです。
人が生活していれば、色々な「チャンス」は誰にもほとんど平等におとずれます。何かが変わること、変更されることには、その「変化」には必ず何かのチャンスが含まれています。しかし、その変化ををチャンスとして見つけ捕まえ生かせるかどうかは、人の思考形態によって大きく異なってきます。この差の積み重ねが、人生を大きく分けていくのです。
チャンスはほぼすべての人の平等に雨のように降ってくるのですが、それをチャンスとして捕まえ、生かせるかどうかは、メンタルが強い人に有利だということです。たとえ小さくともチャンスを生かしていけば、蓄積され徐々に大きな差になって拡大していいきます。メンタルが強いとはすぐに立ち直ることができるということですから、そのような人は失敗を恐れなくなります。その結果、変化をチャンスとして生かせることになります
