西濃桃李高等学校

建学の精神「桃李不言 下自成蹊」

2019年1月30日公開

「桃李もの言わざれども下(した)自ずから蹊(みち)を成す」と読む。「西濃桃李校等学校」の「桃李」はこれからとられた。その意味は、「桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や良い香りの果実を求めて人が集い、その樹木の下には自然と蹊(みち)ができる」という意味で、司馬遷の史記「李将軍列伝」が出典である。

桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花にひかれて人が集まり、その下には自然に道ができる。徳のある者は弁舌を用いなくても,人はその徳を慕って集まり帰服する。 もう少し簡単に言えば、桃や李は人格者のたとえであって、人格者は黙っていても、その下へ多くの人々が教えを請いに集まってくるという意味である。

現在の風潮を見ると、情報機器と伝達ツールの発達が著しく、誰でも情報を発信できる時代だ。確かに、情報の発信力は個人にとっても重要であるが、フェイクニュースや、ポストトルースの横行が言われるような時代である。この時代を生き抜くためには、情報の真偽を見抜く見識を持つことが必須である。当学ではこうした見識を養うことに加えて、自立した人材に成長させることを主な目標としている。そうした期待を込めて「桃李不言 下自成蹊」を建学の精神としている。

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